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リタイア後の人生 生活や趣味の考え方について

セミリタイア

夢に描いた早期リタイア。趣味や新しい生活など、やりたいことはたくさん。やりたくない事は…仕事?? しかし、実際に若くしてリタイアしているある知人は口癖のように言います。

「やりたいこと、って辞める前はいくつも思いつく。でもいざリタイアすると結局いつでもできるからあんまりやらないんだよな」

まさにそのとおり! 夢にみたリタイア。最高の人生。それを「なんとなく」ダラダラと生活してしまわないよう、私は基本戦略を持っています。考え方は以下の3つに集約されます。

  1. 自分がやりたいことをする
  2. 寿命をコントロールする
  3. ストレスをつくる

おやっ!? と思う項目も。順に解説します。

 
 

リタイア後は自分が本当にやりたいことをする

「やりたいこと」はくせ者です。趣味や習いごとなど、膨らみすぎたやりたいことを、まずは棚卸し。キーワードは「最高の人生」1つの映画作品が参考になります。

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余命短い老人二人が、死ぬ前に、と「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、余命を走り切る、というストーリーの「最高の人生の見つけ方」。あなたの人生の中でやりたいことをリストにしましょう。英語で「バケツリスト」といいます。

  • ずっと試してみたかったこと
  • あれをせずには死んでも死にきれない
  • 時間がかかっても成し遂げたい

早期リタイア後、漠然と、ジョギングや筋トレを「健康のために」と始める人がいます。「80歳でホノルルマラソン走破」「ひ孫まで四代勢揃いの集合写真を撮る」といったものがリストになければ、健康維持は無意味だと私は考えます。人生は有限。体にいいことではなく人生に良いことをしましょう。

逆に一つもやりたい事がない人。そういう人はリストに「とにかく3年休む」と1つデカデカと書いておきましょう。後で修正すればいいんです。数年休めば趣味や習い事など、やりたいことだらけになります。

そうやって出来たリストを元に、日々やる事をスケジュールに組み入れていきましょう。そこで初めてジョギングが必要かどうかわかるのです。

リタイア後は寿命をコントロールする

リタイア者は、むやみに寿命を引き伸ばしてはいけません。特に資産を取り崩す予定の人は計画的に不摂生しましょう。働かなくても死ぬまで家計は大丈夫。なのになぜ健康を気にして我慢ばかりするのでしょう。医療費さえ想定内なら倒れてもOKじゃないですか。ただし、健康診断=ベンチマークは忘れずに。予定外のものは得てして出費がかさみます。

エピソードを1つ。私の義理の祖父は84歳。

「平均寿命も越えたし、孫の顔もみた。趣味の畑は体が動けば続けたいが、他にやりたいこともない」

とまさに人生のリストを制覇した達人です。祖父は1年ほど前にがんが再発してしまいました。しかし、手術を拒否。畑仕事ができなくなる事を嫌ってです。逆にそれを機にやめていた酒とタバコを復活しました。

もちろんデイトレーダー、半フリーランスなど「今倒れると計画が崩れる」人は体を大切に。

リタイア後は自分でストレスをつくる

リタイア後は、ストレスは労働していた頃に比べると雲泥の。自分で気づけないほどストレスが軽いのです。そこで自分で、日々の生活にストレスを作る必要があります。作らないとどうなるでしょう。ある研究ではこのように言っています。

複数の研究によれば、ストレスは気力を高め、明晰さを増し、状況をより正確に把握できるようにする。障害を克服する過程で自信を強める効果もある(これは最も長く持続する、最も望ましい種類の自信だ)。つまり、ストレスは悪者であると同時に、どうやらよいものでもあるようだ。

ストレスの意外なメリットを享受する法  - ハーバード・ビジネス・レビューより

そう。多少の心理的負荷は人生を引き締めます。私の肌感覚ですが、今すぐにでも仕事をやめたい人のストレスが150%だとします。リタイア後、毎日がホリデイになれば、ストレスは1%とか5%。人生の張り合いがありません。30%くらいのストレス度であれば、それ以外の時間、日々のリタイア生活で自己治癒され、ストレス解消の時間をわざわざ作る必要ありません。引き続き賢者のような眼差しで、他人を許容する心の余裕が残っていることでしょう。

もう1つの考え方。「人生のリスト」は素晴らしいです。しかし、好きな趣味など「人生のリスト」だけで時間を埋めてしまうと、あなたは大変なろくでなしに見えること間違いありません。それをカモフラージュするためにも、ストレスのある作業はおすすめです。

人付き合いが嫌な人は人と合う。家事が嫌いな人はトイレ掃除。家族や親戚へのサービス。とにかくストレスになりそうな作業も2〜3割スケジュールに組み込んでおきましょう。大丈夫。それくらいの時間はあります。

いかがだったでしょうか。

  • 自分がやりたいことをする
  • 寿命をコントロールする
  • ストレスをつくる

このように考え方の基本となる事をあらかじめ整理しておく事で「なんとなく」を生活から排除しましょう。そうすれば、朝は何時に起きる? お酒は飲み過ぎないほうがいい? 家事は? 趣味は一日何時間が良い? など毎日のスケジュールが決まります。

目的もなく死ぬまで過ごす、というのは「ゆっくり自殺している」のと同義かもしれません。今は仕事でうんざり。な人も、リタイア後の過ごし方を整理しておきましょう。少し予定が先の人も、やりたくない今目の前の事を思うより、やりたい将来の事のとっかかりについて考えましょう。精神衛生もそちらのほうがよいです。

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