読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

米国1ヶ月旅行を写真で振り返る後編:ネイティブ・アメリカンとグランドサークルドライブ

1ヶ月米国南西部旅行の後編。後編ではガラリと趣を変えてドライブ旅行となる。

旅のきっかけや予算は米国1ヶ月旅行を写真で振り返る前編:ロサンゼルスとサンディエゴをご覧いただきたい。

約2週間のドライブ旅行のおよそのルートは以下のとおり。

国立公園をめぐりつつ、本来の目的地であるホピ族の居留地を訪れる計画だ。

数千キロ走るので車はカローラサイズを選択。1日あたり70ドルくらいかかるので、ナビは節約して20ドルくらいのアプリナビにした(レンタルナビは1泊10ドルくらい)

GPS精度はイマイチでも、道がゴミゴミしていないので充分活躍してくれた。

最終的な走行距離は4000キロとなった。

米国のドライブ旅行は、ほとんどの時間こんな景色を見てすごす事になる。特に南部は木々が少ない。

大陸ってホントに土地が余ってるんだなあと強く感じさせられた。

水もインフラも無く痩せた平地だけでは何にも使えないのかもしれない。

めっちゃ風力発電!

町に入ると生きた心地がする。

方は日差しが眩しくてまともに運転できない。夜は街灯がまず無いのでできるだけ日が落ちるまでに次の宿に入れるようにしていた。

米国ドライブ旅行の宿:モーテル

ロサンゼルス滞在中は、こんな閑静な住宅街の中にある日本人の夫婦が営むゲストハウスで過ごさせてもらった。一泊70ドルくらい。

ロサンゼルスやサンディエゴの市街地、車がなくてもたどり着ける場所で安宿を探すのは至難の業だった。AirB&Bとかだと都会でももっと安く泊まれるかもしれない。

よく見ると木の影にリスが見える。野良猫やハトと同じくらいリスはよく見かけた。

無料でパンやライスやオレンジジュース・牛乳を無料サービスしてくれた! もちろんキッチンも使える。近くのスーパーで買った食材を調理できるのですごく助かる。

慣れるまで言葉で楽させてもらうのは本当に助かった。渡航直後はいつも体調を崩しがちなので、どちらの意味でも大正解だった。

ドライブ旅行にでかけると「モーテル」と呼ばれるタイプの宿泊施設に泊まることになる。こちらはぐぐっと予算が抑えれて1泊35ドル〜50ドル出せば夫婦2人で泊まれた。

宿泊人数で値段が変わらないのもうれしい。

アメリカ人は長期旅行中こうやってキャンピングカーで車を牽引しながら移動する人たちも多い。キャンピングカー+ボートな事もよくある。

モーテルはこういう簡素でレトロな作りの室内なのが大半。日本のビジネスホテルより広い。

前日より前にBooking.com というホテル予約サイトで予約してから行くようにしていた。予約が無くてもたいがい泊まれるようだが、冷蔵庫やwifiの有無なんかをちゃんと確認できるので、サイトから予約していったほうがよさそう。

ネイティブ・アメリカンの土地が近づくと、こんな雰囲気があるモーテルに宿泊することもできた。

米国ドライブ旅行の食べ物

アメリカといえばハンバーガーだ。本当にハンバーガーをどこでも売ってる。ここはロス近郊にしか無いIn-n-Outバーガーというチェーン店。

ドライブ旅行中はこういうイカしたチェーンは見つけられない。良くてローカルレストランが見つけられるか、さもなくばスーパーだ。

これはポテトとバーガーとドリンクで5ドル(500円くらい)。溶けたチーズと焦がしたオニオンがくそうまい。普通の日本人女子なら残す量。そりゃ太る。

ドリンクは自由にお代わり出来る謎仕様が米国では標準的らしい。そりゃ太る。

ローカルレストランのハンバーガー。ハンバーガーはどこの店もちゃんとしてる。これもセットで6ドルくらい。

でもレストランを見つけるのが難しい場所が多い。となるとスーパーのデリコーナーが頼りになる。

まあでも贅沢だ。ちなみに食費は1ヶ月で¥64,400だった。1日1人1,000円弱。まともなものは食えない。

というわけで僕らはドライブ旅行中だいたい朝ごはんをモーテルで済ました。リタイアじいさんたちを掻き分けてバターやジャムをスティールする。

で、スーパーでリンゴを買って昼飯とした(ここめっちゃ綺麗にリンゴがならんでた)。

夕食はたいがいスーパーで調達。バンズとチーズとカット野菜を買って自家製サンドイッチを作ってオレンジジュースで流し込むか、バカでかい冷凍食品を妻と2人でシェアして食べていた。1食2人で3〜4ドルくらい。

レストランにはいるとチップ込みで20ドル(2200円)位は最低かかるので、出来るだけ入らないようにしていた。

食以外の体験が多い場所では、こうやって宿と食べ物を節約するのが僕らの旅行スタイルになっている。

救済の山(サルベーション・マウンテン)

ここからたどり着いた目的地、おもに景色が綺麗なところを今回は紹介していく。

サルベーションマウンテン。ここはじいちゃんが1人で作ったアウトサイダーアートっぽい場所だ。

関係ないエントリでサルベーションマウンテンの写真を記事に入れ込んだので、興味がある人はどうぞ。

すぐそばにヒッピーのキャンプがある。映画「In to the Wild」って映画で主人公が立ち寄るので、興味がある人はそれもどうぞ(大学生が資本主義に反抗して山にこもって死ぬ実話ベースの話)。他にも映画やCM撮影で良く使われるらしい。

セドナとアンテロープキャニオンとホピ居留地

旅の目的であるネイティブ・アメリカン関連のスポット。

ネイティブ・アメリカンは過去入植したヨーロッパ人に強制移住されている。だから今かれらが自治権を持って暮らしている場所を指して「居留地(Reservation)」なんて言葉を使う。これじゃあんまりなんで「国(Nation)」なんて単語を使うこともある。

こんな痩せた土地が居留地になっている事が多い。

セドナっていうのはネイティブ・アメリカンが「聖地」とあがめる場所。エネルギーが強く儀式の場として良く使われるらしい。

赤土にサボテンが映える。

今ではネイティブ・アメリカン以外のスピリチュアル系の人々もこぞって崇めているとか(これはカトリック教会)。

特にエネルギーが強い「ボルテックス」と呼ばれるところではこんな感じにねじれた木々を至るところで見かける。日本のパワースポットと同じ判定基準。

こういうお山はパワースポット。

トレイルロードに進んで登って行くと、なにやら幻想的な笛の音がした。

おっちゃんの笛にあわせて「メディテーション(瞑想)」をしている。ヨガをする人も多い。

セドナの町自体、すごく凄く雰囲気のある町なので、エネルギーを感じない人も一度訪れてみて欲しい。

別荘をこのあたりに1つ持つ米国人も多いとか多くないとか。高地で涼しいし、なんとなくわかる。

続いてアンテロープキャニオン。絶景写真とかで良くみる洞窟だ。

「アンテロープキャニオン」はナバホ族というネイティブ・アメリカンの聖地で、彼らのツアーに申し込まないと中に入れない。

時間になるとぞろぞろ集まってきて出発。かなり人気のツアーなので、その日申し込んですぐ出発、というのは難しい事がある(ちなみに僕らは1日予約待ちで足止めされた)

こんなトラックの荷台に載せられる。

出発前に伝統的なダンスを披露してくれる。

どーん!

これは、過去水が流れることで少しずつできていったものらしい。かなり高地にあるんだけど、スコールの水が鉄砲水のようにここを走り抜けて、こんな地形になるらしい。今でも形が変わってるんだって。


で、問題のホピ族の居留地なんだけど、写真がない。妻が「失礼かもしれないから居留地内では撮影するな」と言って撮らせてくれなかった。

居留地外なんだけど、だいたいこういう掘っ立て小屋みたいなところでジュエリーやアート作品を売っていたり、もうちょっとましな「ギャラリー」と呼ばれるところでホピ族のアート作品に出会える。

他にも居留地外では「トレーディングポスト」と呼ばれる場所でアート作品を見つける事ができる。

ここは大型のトレーディングポストで「キャメロン・トレーディングポスト」と呼ばれる場所。

ちょうどグランドキャニオン行きの通り道になっているので、日本発売のラスベガス&グランドキャニオンツアーに組み込まれる事がよくある。

土産用の数ドルのおもちゃレベルの作品からアート作品までちゃんと揃っているのでおすすめ。

ネイティブ・アメリカンアートは日本でもそこそこ人気があるのに、このあたりの情報が本当に少ない。同じように行ってみようと考えた極小数の人のために、近いうちに居留地のギャラリーやトレーディングポストへの行き方をまとめて記事にしておきたい。

購入できたホピ族のカチナドール写真はこちらでカチナドールの解説とともに記事にしてある。

グランドキャニオン国立公園

の前に寄り道。

ルート66。

マザーロード!!

映画「イージー・ライダー」を始めとする数々のアメリカンロードムービーが生まれた東西を横切る伝説の道。ディズニーの「カーズ」もルート66だね。

でまた何もない道をひたはしる。

着いた!

左のごみごみしたのが人。

ちょっと壮大過ぎて現実感が無かった。

ザイオン国立公園

ザイオンって映画「マトリックス」の人間たちの隠れ家だったんだけど、それくらいしか知らなかった。あの山の向こうがザイオンだ。

絶壁に囲まれてまさに隠れ家にぴったりの地形。

生命に満ちた場所だった。

デスバレー国立公園

名前がすでに恐ろしい。

近づくに連れて何も無くなって、木立どころか草木すら無くなっていく。

入り口も自動の入場チケット発券機があるだけで、ゲートも何もない。確かにここで働きたくない。

この日の気温は47度くらいだった。観光客はまばら。

すごく広くて、こんな場所で車が故障したら絶対死ぬなと思った。

干からびた塩水湖と周囲の何も無さから怖くて長居は出来なかった。

ヨセミテ国立公園

今回の旅で最北端になる。ロサンゼルスより北、シアトルのほうが近いくらいの位置にヨセミテはある。

旅も後半。気温は10度くらい。デスバレーの翌日なんだけどね。

みんな長袖、ダウン、セーター。

同じ国でまったく違った景色を見せる国立公園めぐりは飽きることが無い。

リスや鹿には頻繁に出会う。熊も出るとか。僕も熊ならここで暮らす。

というわけで前後編で米国南西部旅行をお届けした。

時間が無くて行けなかった場所がいっぱいある。また米国を訪れたい!

【この記事に関連する記事はこちら】

↓Twitter版「きりんの自由研究」も配信中