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カチナ(katsina)ドール ホピ族の精霊たちはJOJOのスタンドみたいで格好イイ!

学問・文化
カチナドール

アメリカ大陸に住むインディアン ホピ族が作るカチナドールをご存知でしょうか?

これがJOJOに出てくるスタンドみたいでまじ格好いいので、今回はみなさんに写真を交えて紹介します。

ホピ族の精霊カチナ(katsina)とカチナドールとは

カチナ(Katsina)はネイティブアメリカン(インディアン)の部族の一つ、ホピ族の信仰する精霊たちの名前です。精霊カチナはアリゾナ州の最高峰サンフランシスコピーク近辺に住んでいると伝えられています。

その精霊伝説は、こうです。

ホピ族があるとき、飢饉や災害にみまわれ大変な困難に陥っていました。

見かねた精霊カチナたちは、ホピ族の前に人間の姿を借りて現れ、彼らを救います。

その後飢饉を乗り越え、ホピ族がカチナへの感謝を忘れたため、カチナはホピ族の元を去ってしまうのですが、その人間の姿をしたカチナの性質とその偉業、彼らから教わった正しい儀式の方法を後世に伝えるため、ホピ族は、カチナを人形として形に留める事を始めました。

それが、カチナドールです。

カチナの種類

カチナドールの元となる、精霊カチナはホピ族にも数えられないほど多いそうです。今回は儀式の際によく登場するカチナやドールとしてメジャーなものをいくつか紹介します。

今でもホピ族は、儀式の際、カチナドールとそっくりの、マスクや腰蓑を付け、さらには体に色とりどりのペイントをし、季節ごとに精霊カチナへ祈りを捧げています。

【タイプ】チーフカチナ
もっとも霊的に高位のカチナで中心的な役割を担っています。

【タイプ】ガードカチナ ハンターカチナ
ガードカチナは儀式を執り行うための警護役や警察の役割をするカチナ。
ハンターカチナは精霊の戦士のもう一つの側面。自然と共に生きる調和、そしてときおりのユーモアを表現する存在です。
【タイプ】ランナーカチナ
春の儀式に村の男たちと競争するために現れるカチナ。ホピ族の人々に彼らはなぜ現れるのか聞いたところ、ただ楽しんでいるだけだといわれる説や、春に山から水をもたらしてくれる存在とする説があるそうです。
【タイプ】ダンサーカチナ
儀式の際に踊り、儀式を正しく執り行い願いを成就させます。ダンサーカチナは最も一般的なタイプのカチナで種類も豊富です。
【タイプ】バードカチナ
鳥タイプのカチナは、儀式において村人の望みを成就する手助けをしたり、 彼らの努力を助け、精神世界の力を得る橋渡し役として知られています。一部のバードカチナはランナーあったり、ダンサーであったりします。
【タイプ】アニマルカチナ
動物タイプのカチナは、アドバイザーや医者の役割を担います。彼らのは薬草や病気に関する知識が豊富で、信仰するものを助けます。

虫のカチナ、植物のカチナなどもいます。日本の八百万の精霊信仰と同じですね。

このようにカチナはドールとして、儀式として後世へと伝えられ、ホピ族の子供達は、ちょうどサンタクロースを信じるのと同じような気持ちで、カチナを信じています。

どのカチナドールも愛嬌があって、ちょっと人間離れしているところに惹きつけられます。

これはうちにあるカチナドール。ホワイトベアカチナ(Hon Katsina)。ホワイトベアは病を癒やす強い力を持つ精霊として知られています。

こちらはダンサータイプのカチナ、イーグルダンサーカチナです。こちらも人気。

カチナドールはスミソニアン博物館ウォルター・フュークスによって1894年にイラストとして紹介され、多くの注目を集めました。

そして1970年終わり頃より、木を削ってペイントした単純なものから、リアリスティックで、非常に精巧カチナドールが生み出されるようになりました。

今日ではリアルタイプ(フルフィギュアといいます)、伝統的なタイプどちらも、美術工芸品として世界中に多くのコレクターが存在するようになりました。素晴らしいカチナドールには、時として数百万円の値がつけられます。

今では、荒野に居留されたホピ族の貴重な収入源として、観光資源としてカチナドールはインディアンジュエリーやラグと共に、世界の人々に親しまれています。

インディアンジュエリーショップなどでカチナドールを見かけたら、是非じっくり見てみてください。あなたには、彼らの魂を感じられるかもしれません。

Pinterestで見つけたヤバいカチナドール

最後に、pinterestで見つけた素晴らしいカチナドール。フルフィギュアを中心に紹介します。

直接見たい方は、最後の関連リンクからどうぞ。



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