彼氏いない20代女子と中年男性不倫ペアがやたらと多い

そういう話を良く聞きます。観測範囲の問題だとは思いますが、思考実験としても面白いので記事にします。

身近で聞いた事例たち

ここ1年くらいで聞いた話です。

事例1: 30代既婚自営業男性+20代後半未婚介護師女性

これは女性側が私の奥さんの友人で、話を聞きました。結婚適齢期の友人は、常に別れたいと考えているけども、他に魅力的な男性が見つからないとの事でした。

事例2: 40代既婚大手部長職+20代中盤未婚事務職女性

同じく妻の知人女性の例。職場不倫だそうです。その前のお相手も不倫だったとのことで、自身の不倫体質を悩みにしているんだ、という事でした。

事例3: 40代未婚男性+10代女性フリーターカップル

これは既婚中年男性+20代女性の組み合わせでは無いんだけど、今回のストーリーと関係ありそうなので紹介。男性側が私の知人で、居酒屋バイトで彼女と知り合ったそうです。

同じ職場の同年代より、40代の彼のほうが包容力があるそうです。(と彼女が言ってくれたんだと)

ほかにも、30代既婚男性+20代未婚女性の不倫カップル例をあと2つ同時期に聞きました。もちろん普通の恋愛市場はそれとして機能しているはずですが、自分の中で無視できないサンプル数です。

日本の恋愛市場でいったい何が起こっているんでしょうか。

若者は恋愛に積極的でなく、おっさん達がヨダレを垂らしてなだれ込んでる現状

マイナビニュースによると20代未婚「恋人がいる」男性はわずか22.1%。女性は41.9%だそうです。その差約20%。

この20%の差は男性が複数の女性と交際しているというのと、30代以上の男性と20代女性がカップルになっているという事でしょう。

20代男性の恋愛草食化が語られて久しくなりました。若い男の子たちは二次元や趣味を人生の中心に据えた人生を選択する人が増えてきています。衣食住ほかの欲求を満たす商品が市場に増えてきたこともあるでしょう。

その結果、昭和の時代に20代男性が陣取っていた恋愛フィールドには、ぽっかりと空白地帯ができているようです。

いっぽう女性は、未だ30歳前後で結婚をすべきだという社会的な風潮が根強くあります。事実、高値で自分を売り抜けるには、年齢的制約があるでしょう。結果、恋愛市場に変わらず残っている人割合は男性より高くなります。

結果、その恋愛真空地帯に、需要と供給のギャップを狙って、おっさん達がマサカリを持って参戦しているように感じます。女性と仲良くなることばかり考えて若い時代を走りぬけ、未だギラギラしたおっさん達。それには、独身男性だけではなく、既婚の男性も含まれます。恋愛市場価値は高くないですが、市場参加者が減っているため、相対的に勝率は上がっているということです。

恋愛市場と残存者利益
※市場非参加者はのぞいたイメージ

これは、ビジネス用語でいうところの「残存者利益」に通じるものがあります。

「残存者利益」とは、ビジネス的に魅力が無くなった市場において、競争相手の撤退が相次いだ結果、市場に残ったプレイヤーが市場の利益を独占する状態のこと。需要と供給のギャップによる利益を享受出来る状態のこと

恋愛市場衰退によっておっさん達が残存者利益を得ている。

ここで着目すべきは、残存者利益は、プレイヤーが減った事により、魅力が低くても通用するということです。おっさんが良いのではなく、需要と供給の差で過去と比べて魅力の低いものが売れているという事です。

逆説的に非モテ20代男子はいまこそ恋愛市場に参戦して、おっさんから残存者利益を奪い取るべきだと言えます。市場としては魅力が低いですが、勝率は昔より上がっているでしょう。

女性視点では、残存している品質の低い男性プレイヤーに、自分を売らなければいけません。大変な受難の時代です。需給のバランスで安売り圧力が発生するのは避けられないでしょう。一方で、お一人様人生の魅力と天秤にかけた結果、安売りはしないという選択をする女性が増えてくるのもうなずけます。

現代の女性は、過去の世代の何百倍も恋愛市場で努力をしなければ、良い成果が得られないのかもしれません。

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