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一代で金持ちになった人々の特徴は本を大量に読むこと

経営コンサルタントで超売れっ子のビジネスセミナー講師のスティーブ・シーボルドって人がいる。彼は大学を中退してからの30年間、世界中のリッチの秘密を解き明かす研究に時間を費やしてきたそうだ。ここ最近、コラムやインタビューに積極的回答をしている。彼によると

「一代で金持ちになった人々の特徴的な共通点は、本を大量に読むこと」

だそうだ。

シーボルド氏はは30年でのべ1200人以上のリッチ達にインタビューを行ってきた。その結果、彼は一連の調査結果をこう結論づけている(以下筆者抄訳)。

「多くの立身出世したリッチたちの公的な学位は、大衆が想像しているよりはずいぶん少ないものしか保有していない。その代わり、大量の読書により自己学習をにすることは、彼らの共通要素といえる」
「リッチ達の家の中を歩くと、きまって巨大な蔵書棚を見つけることになる。書棚の中は彼らが「どうやったらより上手くいくか」を悩んだ末、それを解決するために使ってきた自己学習のための本でびっしりだ。

いっぽう、「中流階級は小説、ゴシップ誌、エンタメ雑誌などを好んで読む」と語っている。

「立身出世した人は、ただ運が良かっただけだ、と思っている人々が多い。実際のところ、ほとんどのリッチは、ハードワークをこなし、論理的思考をもって戦略的に事にあたっている。そしてゴールを高く設定し続けている。ついてきた結果は当然の結果のように見える」

とヘイトを集めがちなリッチ達を彼の立場から擁護もしている。

リッチの中でも自己学習に余念がない特徴的な人といえば、投資家のウォーレン・バフェット。

バフェットは仕事がある日も、大半の時間を読書に費やすことでよく知られている。一日1000ページくらいは標準的に読みたいと言っていて、実際それに近い読書量だそうだ。

その上バフェットは、一番欲しい物として「速読能力」を上げている。いわく「本を読むのが遅いことでどれだけ人生の貴重な時間を無駄にしてきたことか…」といった具合だ。なるほど超一流は違う。

FacebookのCEO,マーク・ザッカーバーグも本の虫として良く知られている。

ザッカーバーグは自分で立ち上げたFacebookコミュニティを持っている。その名も「A Year of Books」。彼は「2015年は2週間毎に本を1冊読んでここで議論していくよ。文化、歴史、信条など対象は多岐にわたるからオススメ本教えて」なんて言って、読書とコミュニティで本の紹介を継続中だ。

どちらも大学を中退しているのが興味深い。

おっと。ビル・ゲイツも本の虫だ。自身の公式ブログ「GatesNotes」※トップ画像 で大量の書籍紹介とブックレビューを見ることができる。彼はマイクロソフト創業で一時休学したもののハーバード大学をちゃんと卒業している。

シーボルドが言うとおり、リッチになるという1文においては、学位より継続した読書量のほうがよっぽど重要なようだ。実際問題、日本でもカネコネ学位が無ければ読書による自己学習が唯一の希望になるのは想像に固くない。

余談だが、スティーブ・シーボルド彼自身、インタビューを経て「金持ちの専門家」になりミリオネアになっている。なるほど、なかなか説得力のあるセミナー講師だ。以下が彼の代表的な著作だ。1200人のリッチたちの知見をより詳しく知りたければ氏の書籍をあたってみるといいだろう。

一流の人に学ぶ 自分の磨き方

一流の人に学ぶ 自分の磨き方

金持ちになる男、貧乏になる男

金持ちになる男、貧乏になる男

メタボになる男、ならない男

メタボになる男、ならない男

日本では1冊目「一流の人に学ぶ 自分の磨き方」が売れているが、彼の本国でのベストセラーは2冊目の「金持ちになる男、貧乏になる男」。原題:リッチはどう考えるか(How Rich People Think)。お好きな方を。

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【参考記事】(全て英文)

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