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アフィリエイト1500億とマルチ商法1兆円の市場規模を比較しつつ雑談

意見・雑記

こんにちは。きりんです。

昨日久しぶりに会った知人に、五万くらいする重い鍋を買わないかと持ちかけられました。その品質は確かだという鍋をきりんが買うと、彼の懐にいくばくかの金が入る。その鍋できりんが日々夕飯を作れば腕に筋肉が付く。win-winの関係だ、という話でした。

それと時を同じくして、本日このブログにも広告が付きました。正確にはアフィリエイトじゃないんですが、まあ似たようなものです。このブログくらい年がら年中金金言ってるブログもそうないので気兼ねはありません。砂に馴染む雨水のようにすんなり設置が完了しました。

というわけで、今日は似ているこの2つの業界について、市場規模や性質を比較しながら、軽く雑談したいと思いますので、よろしければ一席お付き合いください。


まず。2つの市場規模を確認するためのグラフを確認しましょう。

アフィリエイト マルチ商法(MLM) 市場規模

単位は百万円。マルチ商法(MLM)の数値は「ダイレクトマーケティング」というジャンルの市場規模だそうです。鍋・サプリ、それからオフィス街にリアカー引いてプリンなどのスイーツ売ってる人たちも入ってると思われます。

マルチ商法(MLM)の市場規模が下降傾向にありつつも1兆円近い市場規模があるのに驚きました。アフィリエイト市場規模なんてまで1500億円程度しかないそうです。ちなみに国内ゲーム市場の規模がざっと4000億円だそうですから、マルチ商法の規模の大きさを改めて感じさせられます。

アフィリエイトとマルチ商法、どちらも合法です。しかし、どちらも大概嫌われていますが、まだアフィリエイトのほうが嫌悪感が薄い。嫌悪感の差はどこから来るでしょうか。どこに違いがあるでしょうか。あ、ちなみにきりんはマルチ商法はやったことありません。アフィリエイトの方はこのブログで初めてです(ブログ歴も1ヶ月半くらいです)


まず、類似性から上げていきます。

【アフィリエイトとマルチ商法の類似点】

  • 個人が個人に商品を推薦・販売する
  • 売上の一部が利益として販売者に還元される
  • 自分で在庫を確保する必要がない
  • 在庫リスクが無い分、リターンも低い
  • 労働をしていなくても販売される事がある(不労所得)

普通の無店舗販売に近いでしょうか。ネットオークションなどとの相違点はやはり在庫リスクが無いところです。類似点から、共通する嫌悪感を探そうとすれば「非商業的な場で個人が個人に商いをする事に対する嫌悪(不浄)」「怪しい無店舗営業に対する嫌悪(不信)」と、「不労所得に対する不信」といったところです。

続いて相違な点を挙げます。

【アフィリエイトとマルチ商法の相違点】

  • 対面販売か・遠隔販売かの違い
  • 販売対象が知人か・他人かの違い
  • アフィリエイトにおいては、紹介者(販売者)に利益の還元が行われる事が明確に示されていない事が多い
  • マルチ商法では、販売元以外にも利益の一部が付与される
  • 結果、マルチ商法では会員の勧誘が行われる

マルチ商法特有の嫌悪感は「対面で、知人に聞かれてもいない商品を押し売りされる」事に対する嫌悪と「連鎖的に利益が還元される仕組み」に対する不信感かと思います。

先日、自宅で夕食の支度をしていたらインターホンが鳴り、出てみると「○売新聞」の販促員さんでした。五十絡みのおっさんで、新聞新規購読をやんわりお断りしようとすると「ほんま頼むわ。おっちゃんも辛いねん。ええ新聞やさかい取ったってや。2ヶ月無料で実質1ヶ月分の購読料。ほかにもイロイロ付けるから。おっちゃん小倉から来たんや。にいちゃん。頼むわ。なんとか契約したってえな」とまくしたてられました。自分の友人がある日こういうおっさんにジョブチェンジする瞬間を想像してください。そんな仕組みには嫌悪せざるを得ません。しかもそのおっさんは「なあわしと一緒に○売新聞売らへんか」と言ってくるわけですから。

一方、アフィリエイト特有の嫌悪は「こっそりと誰かの懷に利益が入る」事への反感です。これは販売者への利益を購入者が明確に承認していないことと、同じ無料のインターネットで一方だけが利益を得るという僻みも含まれます。「ネットしてる時広告が邪魔」というのもありますが、今回は「アフィリエイトもコンテンツの一部になっているサイト」を想像してください。


さて、どっちがどれくらい嫌われてるか、ある程度明確になったところで、次は売る側の視点でこの2つの市場を眺めてみましょう。めんどくさいので、アフィリエイトのポジティブな点を赤マルチのポジティブな点を青としましょう。

  • 人脈が無くても成り立つ
  • 営業力が無くても成り立つ
  • 専門知識を必要としない
  • マルチ商法のほうが市場規模が多きい
  • 「アフィリエイター」より「ディストリビューター」のほうが名前が格好良い

つまり、「友達多い ルフィタイプはマルチ」「友達少ない のびたタイプはアフィリ」を一発当ててやろうと思った時に選ぶようになっているわけです。想像してください。貴方の周囲もそんな雰囲気じゃありませんか?

かくいう、きりんも完全なのびたタイプで、自己啓発本で人脈がいかに大切か書いてある部分は「なにいってんだコイツ」といつも章をそっくり飛ばしてしまいます。なのでちょっと、のびた寄りで話を進めます。

ルフィの悲しいところは、仲間の数が有限だという事です。すでに大船団を築いていれば、ねずみ王に成れるかもしれませんが、そんな大船団があれば、彼は謎のサプリメントを売る必要はそもそもないはず。というパラドックスを抱えています。

一方のびたは、誰も助けてくれない状況を打破する力と、卑下されがちなビジネスに手を染める蛮勇さえあれば、おいしい思いが出来るかもしれません。

のびたの端くれとして、きりんは今回アフィリエイトを試しています。まだ1ヶ月半のブログなので、今月10万PVいくかどうか、というところですんで大した額にもなりそうにないですが、この先上手く行ったら のびたな皆さんにデータを共有したいと思います。

とにかく、ルフィは仲間に鍋を売るし、のびたはパソコン越しにこっそり商品を売りつけようとするし、小倉のおっさんは執拗に○売新聞を売りつけようとする。イヤな時代です。


おっと。オモテに誰かいらっしゃったようなので、本日はここまで。

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